映画の本場アメリカ・ニューヨークに旅行に行って来たので、ニューヨークで最も有名なAMC系列の劇場で映画を観てきました!
そしてせっかく観るならバカでかいIMAXシアターを堪能しようということでIMAXを選択!
ただし、英語が話せるわけではないので、上映作品は行くタイミングで何が上映されるか、運頼みの状態です。
上映スケジュールに関しては、日本と同じで土曜日を初日として1週間のスケジュールが組まれているようです。旅行日の前週はトップガンやジョーズがIMAXで上映されていたので、既に鑑賞済みのトップガンとジョーズなら英語が分からずともストーリーを追えるし、映画体験に没入できるだろうと思っていました。
ですが、旅行日の上映スケジュールが出るとその期待は消え、「Moonage Daydream」という日本公開未定のデヴィット・ボウイのドキュメンタリー作品に切り替わっていました。
AMC映画館のIMAXは1スクリーンしかないので、基本的に土曜日にスケジュールが更新されると1週間単位でどんどん作品を切り替えて上映していくスタイルらしいです。その週にIMAXを見逃すともう通常スクリーンでしか観れないというシビアな設定でした。
ちなみに、鑑賞した「Moonage Daydream」はドキュメンタリーだったので英語が分からずとも内容はなんとなく理解できたし、コンサート映像が多かったのでライブを聞くような感じできちんと楽しめました!難解なストーリーの映画ではなく幸運でした。
(1)ニューヨークでの映画館での鑑賞方法
僕が今回行ったのは「コロンブスサークル」駅から徒歩10分の『AMCリンカーンスクエア13』という映画館です。
AMC系列の映画館はニューヨークに結構な数があり、タイムズスクエアやグラマシー、クイーンズやブロンクスにもあります。日本でいうとTOHOシネマズみたいな位置づけでしょうか。
タイムズスクエアの「AMCエンパイア25」や「リーガルシネマ」の劇場にしなかったのは、IMAXスクリーンのサイズがAMCリンカーンスクエア13が一番大きいという口コミを見たからでした。
ただ、スケジュール優先であればタイムズスクエアにある映画館を観にいくのが良いと思います。
こちらのサイトから上映スケジュールのチェックと事前予約することもできますが、旅行の急遽な予定変更の可能性も考慮し、当日券を購入することをオススメします。
事前予約の場合、ニューヨークの事前決裁モノはほとんどの場合がそうなのですが、チケット予約時に手数料がかかります。これは映画チケットでも同じようで、約2〜3ドルの手数料が発生します。ただし、現地購入であれば、手数料はかかりませんでした。
ニューヨークはチケット購入の際の手数料で稼ぐビジネスが割と普通なようで、そこも日本と違うところですよね。
実際、作品や時間帯によると思いますが、平日15時頃に行った際は、チケットカウンターには誰も並んでおらず、席もかなり余裕があったので、すんなりと購入することが出来ました。
購入時は日本と同じでチケットカウンターに行き、自動券売機があるので、作品と時間を選択し、クレジットカードもしくは現金で購入します。
自動券売機以外にも有人のレジも1台ありました。
この時、僕は上映時間ギリギリに到着したためかなり急いでおり、支払いがクレジットカードオンリーの自動券売機に現金を無理やりぶち込んでしまい、機械が不具合を起こしてしまうというトラブルがありました。
スタッフに声をかけ謝りつつ、ぶち込んだ現金を返却してもらいました。
その際、バイトらしき若いスタッフが無線でマネージャーを呼び40代くらいのマネージャー(社員ぽい人)が出てきてお金周りのチェックを行うという、日本と同じような光景があってホッとしました。
現金を返してもらうまでに10分程度かかってしまい、この時のスタッフさん、本当にすみませんでした・・・(笑)
嫌な顔をせず、とても笑顔で対応してくれたので映画好きに悪い人はいません(笑)
返却されるお金を待っている間、バイトのスタッフさんに「本編上映前の予告編はアメリカだと何分くらいある?」と質問してみました。そうすると大体15分~30分ほど予告を本編前に流すそうです。
日本だと通常10分程度なので、30分の予告って長!!と驚きました。
実際僕も券売機トラブルもあり、上映時間から20分ほど遅れてしまったんですが、ちょうど本編が始まるところでした。
もし前の予定が詰まっていたら、予告編もあるので少しゆったり行っても大丈夫そうです。
(2)映画鑑賞料金は?
ニューヨークの映画鑑賞料金についてですが、IMAXで15時15分開始の場合、21,59ドルでした。
一方で、夕方以降の開始回は26,99ドルです。(しかし、映画作品によって映画料金は前後するので要注意!)
IMAXの料金は日本とそこまで変わらずですが、円安の影響で日本円にするとかなり高額な映画体験となってしまいました。。(2022年9月時点)
先ほども書いた通り、現地で購入すればチケット料金のみで手数料はかかりませんでした。
昼過ぎまでの上映は25%引きになるようで、日中早めの鑑賞をオススメします!
レイトショーを観て、22時以降にホテルに帰る場合は地下鉄ではなくUberタクシーを呼んで帰宅するのが良いと思います。
現地に住む方からも22時以降の地下鉄は治安が悪くなるため、地下鉄は利用しない方が良いと再三言われました。タクシーについては街で走っているイエロータクシーを捕まえるのではなく、Uberアプリから配車して利用するのが圧倒的に便利でお得です!
IMAXではない通常スクリーンの映画料金は、17.99ドルでしたが、こちらも日中早めなら30%の割引が適用され、12,59ドルでした。
通常スクリーンの料金は日本よりもだいぶお得な印象です。
しっかし、夕方前の上映なら割引されるこのシステム、日本にも取り入れてほしいー!!
日本の映画館では、大体午前8時台から最初の上映がスタートしますが、ニューヨークで暮らす人々は朝早く起きて行動する習慣がないようで、一番早くても10時台、大体が正午の12時以降に上映回数が増えていき、最終回は22時頃というスケジュール感です。
旅行のスケジュールを組む際は、料金を抑えることも加味すると、12時か15時くらいからの上映スタートを見込んで計画を立てておくと良いと思います。
(3)大迫力のスクリーン!
IMAXシアターのスクリーンサイズはあくまで個人的な体感ですが、池袋グランドシネマサンシャインのIMAXと同じくらいの印象でした。実際はAMCの方が少し大きいようです。やはり米国サイズを導入している池袋グランドシネマサンシャインはすごい!!
日本の劇場と違うところは席がフカフカになっており、全席プレミアムシートのような心地のよさがありました。しかも1席の幅や通路が広いので、とてもゆったりした状態で映画を観ることができました。
驚いたのは、座席の横にある肘置きの部分がクッションになっており、思う存分肘をつき、ふんぞり返って観ることができる、とても便利な仕様になっていました。
これって意外と画期的な劇場の座席スタイルなのでは?と思いました。とにかく鑑賞時の体の態勢作りが楽なんです。楽な態勢で観れる分、ノーストレスで映画を楽しむことができます。
劇場内のコンセはこんな感じ。まぁポップコーンの値段もなかなか高いものでした。
(4)館内を覗くだけでも楽しい。アメリカならではの遊び心が満載!
もう一つ日本の映画館と違う点としては、映画館の館内が遊び心にあふれていた点です。エスカレーターに乗っている際、見上げると、天井がフィルムの形をしていたり、ハリウッドと書かれた巨大な壁紙が貼ってあったのを見て、鑑賞前からテンションがブチ上がりました。
もちろん、各映画館で特色があるので、映画を実際に鑑賞せずとも、フロント内の雰囲気を楽しむだけでも十分行く価値があると思います。
まとめ
ニューヨークに旅行に行く際、現地での映画鑑賞を旅行スケジュールに組み込んでみては、いかがでしょうか。
日本とアメリカの映画鑑賞文化の違いについて感じつつ、巨大なIMAXで極上の映画体験を味わってみるのも最高な想い出になりました。
旅を通して、ブロードウェイやブルックリン観光に引けを取らない貴重な体験でした。
念願叶って、NYの映画館に行けて良かった!!
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